尾家産業、アシストの支援サービスを利用しシンクライアント環境でOpenOffice.orgを採用


 株式会社アシストは14日、オープンソースオフィススイートのOpenOffice.orgに関する各種支援サービスが、尾家産業株式会社に採用されたと発表した。同社では、全社標準オフィスソフトとしてOpenOffice.orgを約900名が利用しており、移行によるライセンスコストの抑制効果は約3000万円にのぼっているという。

 業務用食材の総合食品商社である尾家産業は、2012年3月に全社基盤をシンクライアントへ移行しているが、それに伴ってOpenOffice.orgを採用した。これは、事前にオフィスソフトの利用状況を調査したところ、OpenOffice.orgで十分対応できることが判明したためという。

 また尾家産業はOpenOffice.orgの社内展開にあたって、アシストの提供する「OpenOffice.orgヘルプデスク・サービス」、操作研修である「スタンダードコース」、トレーニングサービスである「OpenOffice.org入門コース(eラーニング版)」などの各種支援サービスを利用して、社員へOpenOffice.org研修を実施。オフィス文書のテンプレートを、OpenOffice.orgの標準ファイル形式であるOpenDocument Format(ODF)へ移行し、4月から標準オフィスソフトとして利用を始めている。

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(石井 一志)
2012/5/14 17:04