NTTデータとOKI、グローバルITサービス分野における協業で合意


 株式会社NTTデータと沖電気工業株式会社(OKI)は21日、グローバルITサービス分野における協業で合意したと発表した。

 両社は協業ビジネスの第一弾として、世界120カ国で展開しているOKIグループのプリンター事業部門のITコストについて、NTTデータの海外データセンターを活用。OKIのプリンター事業を担うOKIデータが、NTTデータがマレーシアデータセンターで提供する「INERPIA/イナーピア SAPホスティングサービス」を活用することで、2013年度までに日本およびアジア圏各拠点におけるデータセンター運用コストの20%削減を目指す。

 またOKIグループでは今後、東南アジア、南米地域などグローバルビジネスの領域拡大に向け、順次NTTグループのグローバルITサービスの利用を進めることで、ITインフラ基板の整備・強化、情報システムの戦略的なコスト低減、事業継続性リスクの軽減、グローバルITガバナンス強化など業務の高品質化を目指す。

 さらに、両社はそれぞれが国内外に持つ顧客基盤、スキル・リソースを活用した商品・サービスの相互展開や、両社のスキル、ノウハウをベースとした新商品・サービスの創出・展開なども図っていくとしている。

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(三柳 英樹)
2011/10/21 16:55