シトリックス、自社製品の認定トレーニングを強化
シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社(シトリックス)は31日、自社製品に関する認定トレーニングの内容を刷新すると発表した。新トレーニングは、ユーザーやパートナー向けに、6月より提供を開始する。また同時に、認定教育実施パートナーとして、NECラーニングが新たに加わったことも発表された。
今回新たに導入されたのは、企業のシステム管理者や運用者を対象とした、アドミニストレーター向けCCA(Citrix Certified Administrator)認定資格を取得できるプログラム。XenDesktop 5、Citrix XenServer 5.6、Citrix XenApp 6の3製品に対応しており、日本語教材によるトレーニングが提供される。
またXenDesktop 5とXenServer 5.6のトレーニングについては、従来、それぞれ2日間で行っていたものを5日間に拡大した。
具体的には、OSイメージをストリーム配信するための「Citrix Provisioning Services」の導入・設定から、仮想化インフラストラクチャの知識およびXenServerの導入・設定、Desktop Delivery Controllerの導入・設定、Access Gatewayとの連携、XenClientなど、XenDesktopのコンポーネント群の統合連携までをカバー。これによって、導入時だけでなく運用における実践的な活用までを、総合的に学べる内容に刷新されたとのこと。
価格は、XenDesktop 5とXenServer 5.6がそれぞれ34万6300円(税別)、XenApp 6は33万6400円(税別)で、いずれも資格試験の費用を含んでいる。日数はすべて5日間。
なお、今回よりパートナーへ加わったNECラーニングは、XenDesktop 5などのトレーニングを6月より提供開始するとしている。