日立電サ、災害支援でデータバックアップ支援を無償提供


 日立電子サービス株式会社(以下、日立電サ)は29日、災害支援の一環として、ICTシステムのデータバックアップサービス無償提供を開始した。

 東日本大震災により社会インフラや建物・設備に被害が出ており、今後も停電やICTシステムの不具合により重要なデータが消失するリスクが想定される。そこで被災地域の行政機関・病院・企業などを対象に、日立電サが管理する国内2カ所のデータセンターによるSaaS型データバックアップサービスを6カ月無償で提供する。

 サービス内容は、「サーバー向けデータバックアップ支援(10GBコース)」と「クライアントPC向けデータバックアップ支援(10GBコース)」。申込期限は6月末日までで、利用期限は提供開始から最長6カ月間(原則12月末まで)。申込受付件数が一定数に達した段階で終了する。

 問い合わせ・申し込み先は日立災害対応受付センタ。電話番号は0120-2580-93。受付時間は平日9:00~21:00、土日祝日9:00~17:00。

関連情報
(川島 弘之)
2011/3/29 16:38