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ソフトバンク、ソブリンクラウドサービス「Cloud PF Type A」を西日本リージョンでも提供開始

 ソフトバンク株式会社は9月30日、4月から東日本リージョンで提供しているソブリン性を備えたクラウドサービス「Cloud PF Type A」の提供エリアを拡大し、西日本リージョンでの提供を開始した。

 これにより、ソフトバンクが東日本および西日本に保有するデータセンターにおいて、顧客は国内でのデータガバナンス(データ主権)を確保しながら、高可用かつ事業継続性を強化したクラウド環境を利用できる。

 システムの冗長化により可用性が大幅に向上する他、災害や障害発生時における事業継続計画(BCP)や災害復旧(DR)体制を強固にできる。特に、社会インフラや基幹システムをはじめとするミッションクリティカルな業務において、国内完結型の信頼性の高いクラウド基盤としてレジリエンスを高められる。

 Cloud PF Type Aは、オラクルの「Oracle Alloy」を活用したクラウド基盤をソフトバンクの日本国内のデータセンターで管理・運用するクラウドサービス。顧客のデータを国内で保管・管理できるデータ主権と、ソフトバンクが運用およびサポートを担うことで運用主権も備えている。

 西日本リージョンでは、東日本リージョンと同様に、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」のアーキテクチャーや技術を活用したIaaSやPaaSなどのクラウドサービスに加えて、「NVIDIA HGX B200」で構成される高性能GPUサーバーや、SB Intuitions株式会社が開発する国産生成AI「Sarashina」などAIの活用を支えるサービスを順次提供する。

 また、OCIの暗号鍵管理サービス(KMS:Key Management Service)「Oracle Cloud Infrastructure Vault」に加えて、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の「暗号鍵管理ガイドライン」に準拠したKMSを、12月から提供する予定。これにより、暗号鍵の管理機能を拡充して、顧客によるデータの保護・統制をさらに強化する。

 また、西日本リージョンの提供開始に合わせて、「Cloud PF Type A」をより便利に利用できるポータルサイトの提供を開始する。シングルサインオン(SSO)により、Cloud PF Type Aのコンソールへスムーズにアクセスできる。

 ソフトバンクは今後も、企業や自治体、社会インフラを支える顧客に対して、ミッションクリティカルなシステムを支える、高い信頼性とセキュリティを備えたクラウド環境を提供していくと説明。また、データ主権を確保しながら機微なデータを安全にAIで活用できる環境を提供することで、顧客のAX(AI Transformation)の推進を支援していくとしている。