ニュース

丸紅OKIネットソリューションズ、自社データセンターとパブリッククラウドを専用線接続するサービス

 丸紅OKIネットソリューションズ株式会社(以下、om-nix)は、同社のデータセンターとパブリッククラウドとを専用線で接続するサービス「CloudEx(クラウドイーエックス)」を、12月15日より提供開始すると発表した。

 CloudExは、om-nixの提供するデータセンター内の接続ポイントにおいて、ユーザー企業のネットワークとパブリッククラウドを専用線で接続するサービス。パブリッククラウドとの接続に個別の専用線や管理が不要になるため、利用開始までの時間短縮や、ランニングコスト削減を実現するという。

 ラインアップには、帯域保証の定額制サービスだけでなく、利用分のみを支払う従量課金制サービスも用意した。定額制の場合は、10Mbps~1Gbpsまでの幅広い帯域保証メニューから通信要件に合わせて選択可能。一方の従量課金制は、バックアップでの利用のように、普段は通信量が少ないがバースト的に大容量の通信が必要、といったケースで、コストを抑えつつセキュアな通信を行えるとしている。

 接続するパブリッククラウドは複数の事業者から自由に選べ、組み合わせて利用することもできる。なお、現在はAmazon Web Services(AWS)とMicrosoft Azureに対応しており、順次拡充していく予定。

石井 一志