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Cstap、kintoneのデータを外部にバックアップする「kBackup」

 サイボウズスタートアップス株式会社(以下、Cstap)は25日、サイボウズの業務アプリクラウド「kintone(キントーン)」内のデータを外部に保存できるようにするサービス「kBackup」を発表した。同日より提供開始する。

 kbackupは、kintoneアプリに登録したデータが消えてしまった際に備え、データ保全をするためのサービス。登録されたデータ、添付ファイルをcybozu.comクラウドと異なるAmazon Web Services(AWS)のクラウド環境にバックアップし、保存したバックアップデータの管理を行える。

 登録されたテキストのデータだけでなく、kintoneアプリ内の添付ファイルやテーブル内の登録情報など、通常のCSVファイル形式では読み込みできない項目も保存対象となり、リストアできる状態でバックアップを行えるとのこと。また、最大30日前から最新の状態まで、戻したい時点に復元できる点も特長としている。

毎日1回異なるクラウド環境にバックアップ
添付ファイルも自動的にバックアップ

 なお、通常は1日1回のバックアップが自動的に行われるが、最上位の「プレミアム」コースでは、kintoneアプリにデータを「追加」「更新」「削除」するタイミングで、情報をオンラインバックアップする仕組みが導入されている。

 保存期間は30日、アプリ数は10まで対応する。価格は、オンラインバックアップ機能を含め、すべての機能が利用できる「プレミアム」が月額1万5000円(税別)。オンラインバックアップ機能がない「スタンダード」が月額1万2000円(税別)。さらに、添付ファイルのバックアップ機能が省略された「ライト」が月額7000円(税別)となる。

石井 一志