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ACCESS、自社データを活用できる生成AIプラットフォーム「FrascoAI」ベータ版を提供

 株式会社ACCESSは20日、自社データを用いて手軽に生成AIを試せるプラットフォーム「FrascoAI」(ベータ版)を提供開始した。

 FrascoAIは、さまざまな生成AI技術と自社データを掛け合わせて、業務効率化や新サービス構築を実現するシステムを、最短1日で構築して利用可能とするプラットフォーム。チャットAI機能、AIアバター機能、管理画面などが一括で提供され、企業の担当者は個々に複雑な契約やシステム構築に時間を要することなく、導入と同時に利用開できる。OpenAIが5月14日に発表した最新モデル「ChatGTP-4o」にも対応済みのため、より高速化された生成AIを体験できる。

 企業が、蓄積された自社サービスデータ、IoTデータなど、社内外における暗黙知のナレッジを管理画面からあらかじめインプットして生成AIに学習させることで、ユーザーは、PCやスマートフォンからチャット形式で質問するだけで生成AIにより自動生成された回答を得られる。

 これにより、生成AIの実導入に向けて、自社サービスへの生成AI導入時のイメージを持てるようになる。さらに、FrascoAIのAIアバター機能を利用することで、社外顧客を想定した音声対話形式でのサービス構築のシミュレーションを行える。また、プラットフォームには高度なセキュリティが実装されており、生成AIサービスの提供企業により自社データが学習モデルに利用されることはない。

 ACCESSでは、限定50社でベータ版を1カ月間無料で利用できるトライアルキャンペーンを実施する。