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GNオーディオジャパン、PC不要なオンライン会議を実現する次世代ビデオバー「Jabra PanaCast 50 Video Bar System」を発売

 コンシューマー向けヘッドセットブランド「Jabra」を展開するGN Audio A/Sの日本法人であるGNオーディオジャパン株式会社は12日、高性能ビデオバーシステム「PanaCast」シリーズについて、Android OS搭載の「Jabra PanaCast 50 Video Bar System」を9月に発売すると発表した。

 PanaCast 50 Video Bar Systemは、180度パノラマ4K対応のカメラと高品質なオーディオを一体型にしたインテリジェントビデオバー「PanaCast 50」に、Android OSを搭載し、タッチコントローラー「PanaCast Control」を付属させることで、ワンタッチでオンライン会議の開始・参加を可能にした製品。これにより、個人もしくは操作専用のPCを持ち込まずとも、会議が開始できる。

 PanaCast 50の性能は維持しているため、180度視野のパノラマ 4Kビデオで室内全体を映し出し、8本のマイクと4台のスピーカーにより、対面で話しているかのような参加者の臨場感あふれるクリアな音声を届けられる。さらに、Jabra独自のAIシステムで発言者を自動で検出し、焦点を合わせるバーチャルディレクター機能や、デバイスに搭載されたセンサーとAIにより、会議室内の人数や着座位置などを含む使用状況をリアルタイムで表示するピープルカウント機能を使用でき、快適で臨場感のあるオンライン会議を実現する。

 Android OS搭載により、オープンプラットフォームとして、ハードウェアレベル、OSレベル、アプリケーションレベルの管理・セキュリティを統合的に行うことで、管理工数の削減やセキュリティリスク回避を可能にする。ソリューションの提供により、これまで以上に、あらゆる社員にとって手軽でストレスフリーな環境を整え、次世代のオンライン会議エクスペリエンスを実現するとしている。

 タッチコントローラーのPanaCast Controlには、3つのセンサーが搭載されている。1つ目はパッシブ赤外線と人体感知センサー(PIR)で、人を検知し、近づくと瞬時にシステムを起動させるため、会議を短時間で始められる。2つ目は超音波エミッターで、「Zoom Direct Share」をサポートしており、ワイヤレスでプレゼン資料を会議参加者へ共有できる。3つ目は環境型センサーで、湿度、温度、二酸化炭素などを検知できるため、会議室内をいつでも安全でクリーンな環境に保つことに役立つ(Zoom Roomsのみ対応)。