BlackBerry、ゼロトラストネットワークアクセス製品の最新版「CylanceGATEWAY v2.5」を発表

　カナダのBlackBerryは26日、ゼロトラストネットワークアクセス（ZTNA）ソリューション「CylanceGATEWAY」の最新版となるバージョン2.5（v2.5）を発表した。

　CylanceGATEWAYは、リモートワーカーのセキュリティを保護しつつ、悪意ある脅威からの企業ネットワークへの不正アクセスを阻止するソリューション。2021年に発表したZTNA製品「BlackBerry Gateway」を、2022年6月にCylanceGATEWAYに名称を変更した。

　CylanceGATEWAYは、さまざまな規模の企業に対して、ネットワークとデバイスのテレメトリデータと継続認証を組み合わせた、コンテキストに基づく相関関係を提供することで、認証済みの信頼できる既知のユーザーとデバイスにアクセスを制限する。また、急増するランサムウェアなどの高度なサイバーセキュリティの脅威に対し、予防ファーストのサイバーセキュリティ体制を強化する。

　最新版では、数年にわたる最前線の運用で、1兆件以上の多様な脅威データセットに学習させた第7世代のCylance AIを使用した、動的なリスク低減とアクセス制御を実現。保護された接続性とゼロデイフィッシングの検出、「MITRE ATT&CK」フレームワークのルールを使用した横移動の試みの検出、Microsoft 365への接続による安全なクラウド接続を含む、BYOD展開のためのシームレスで安全な接続性などの機能を提供する。