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OKI、カラーLEDプリンター「PLAVI Pro330S」にラベル印刷対応機能・ロール紙ホルダーオプションを追加しリニューアル

ロール紙ホルダー装着時の「PLAVI Pro330S」

 沖電気工業株式会社(以下、OKI)は26日、カラーLEDプリンター「PLAVI(プラビ) Pro330S」をリニューアル発売すると発表した。

 PLAVI Pro330Sは、幅狭用紙への多様なカラーオンデマンド印刷が行えるプリンターで、SIerと共創する業務改善システム用の出力端末として、2020年9月に発売したモデル。今回、ラベル紙のギャップ(ラベルとラベルの間)で自動カットする機能の実装と、専用オプションとしてロール紙ホルダーの開発を行い、カラーラベル印刷にも最適なプリンターとしてリニューアル発売する。

 新開発オプションのロール紙ホルダーは、PLAVI Pro330Sに装着することで、幅約3インチ(82mm)、最大直径8インチ(約203mm)のダイカットラベル(型抜きラベル)ロール紙がセット可能。標準装備の自動カット機能により、ロールから必要な枚数のラベルを都度印刷してカットできる。

 ロール紙ホルダーは普通紙のセットにも対応。また、トナー方式の特長である耐水性・耐アルコール性に優れており、上質紙・アート紙ラベルのほか、水濡れや結露への耐性を求められる現場向けには合成紙・白色PETラベルも利用できる。必要な時に必要な枚数を印刷でき、人の手による裁断も不要なため、流通店舗などの棚札やPOPの制作・貼り替え作業の効率化を実現する。

 OKIでは、メーカーや流通の現場では商品の少量多品種化が進み、それに伴ってラベルの種類も増加しており、工程管理・ラベル在庫管理効率化のために内製化の需要が高まっていると説明。PLAVI Pro330Sはコンパクトな筐体で、作業スペースを圧迫することなくカラーラベルを内製化できるとしている。