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日本ユニシス、RPAの全社運用を支援する「RPAエンタープライズサービス」を提供

 日本ユニシス株式会社は25日、RPAの全社運用を支援する「RPAエンタープライズサービス」を提供開始した。

 RPAエンタープライズサービスは、日本ユニシスの「業務デジタル化支援サービス for RPA」において、運用・保守フェーズの各種サービスを提供し、RPA導入後の運用効率を最大限に引き出すとともに、RPAの適用規模拡大と全社展開を支援する。

業務デジタル化支援サービス for RPA

 教育フェーズでは、ユーザートレーニング(管理者向け)として、大規模運用でのロボット展開を始める管理者(RPAサービスデスク)に向けて、UiPath Orchestrator(以下、Orchestrator)を利用したロボット管理手法の研修を実施する。

 運用フェーズでは、オンプレミス版Orchestratorを導入する「Orchestrator導入支援」、Orchestratorの運用支援を行う「RPA運用サポートサービス」、ルール作成の対象となる業務ヒアリングを行い、開発ルール、運用ルールを作成する「開発/運用ルール作成」の各サービスを提供する。

 保守フェーズでは、UiPathロボットの障害発生時の技術支援などを、オフサイトで(遠隔地から)実施する「プレミアムサポート」を提供する。

 日本ユニシスでは、経理部門、購買部門などをはじめとして、UiPathを全社導入しており、情報システム部門が主導となりRPAサービスデスクを設置、内部統制に則した運用管理や障害対応を行い、全社のRPA安定稼働に成功していると説明。統合的にRPAの運用管理や障害対応を行うことで、全社で68台のロボットを安定稼働させており、1ロボットあたり年間で約250時間の作業時間を削減しているという。

 日本ユニシスグループでは今後も、自社での経験・知見や多くの導入実績を生かし、最適なRPA環境の提案を通じ、企業の働き方改革とDXを支援するとしている。