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日立子会社のGlobalLogic、Cybereasonと提携しセキュリティ基盤やサービスを開発

 株式会社日立製作所(以下、日立)の子会社である米GlobalLogicは11月30日(米国時間)、セキュリティベンダーの米Cybereasonから、同社の次世代サイバーセキュリティ基盤およびサービスの開発支援企業に選定されたと発表した。

 Cybereasonは、AIを活用したサイバー攻撃対策プラットフォーム「Cybereason」を提供するセキュリティベンダーで、エンドポイントからエンタープライズシステム、クラウドまでのさまざまな場所を網羅しているという。

 今回の提携では、高度なAIの統合を含めたセキュリティおよびデータ管理ソフトウェアに関するGlobalLogicの知見を活用し、セキュリティ基盤およびサービスの開発を行う。なおGlobalLogicによれば、今回のプログラムは、サイバーセキュリティ分野でこれまでに受注した中で最大級の案件とのことで、数百人の専門エンジニアを迅速にスケールし、今後1年間のCybereason社の開発ロードマップを支援するとしている。

 なお、この協業に関して、GlobalLogicのCRO(Chief Revenue Officer)であるRajaram Radhakrishnan氏は、「サイバーセキュリティの分野で10年以上活動してきたGlobalLogicは、複雑な要件にうまく対応することに長けている」とコメント。

 一方、CybereasonのCSO(Chief Security Officer)であるSam Curry氏は、「GlobalLogicは、同社の実績に加え、研究開発への対応と協力的なアプローチが、われわれの決断の大きな要因となった。私たちは、ともに次世代のサイバー防衛ソリューションを提供し、テクノロジーユーザーがどこにいようとも、機密データや業務をよりよくコントロールできるようにしていく」と述べた。