丸紅情報システムズ、さまざまなデータの入力・加工・出力が可能なデータ伝送ソフト「OPC Router」を販売

　丸紅情報システムズ株式会社（MSYS）は4日、独Inray Industrie software GmbH（以下、inray）のデータ伝送ソフトウェア「OPC Router」を販売開始すると発表した。

　OPC Routerは、データの入力、加工、記録、出力機能をプログラムレスで実現するデータ伝送ソフトウェア。現場でデータを生成する多様な産業機器からデータを受け取り、記録・加工して特定のシステムに出力することができる。

　具体的には、PLC（プログラマブルロジックコントローラ）、SCADA（監視制御システム）、MES（製造実行システム）、各種データベース、ラベルプリンター、電子メールサーバー、Excelデータ、ERPシステムなどのドライバーを備えており、プロジェクトに適合したオプションを自由に組み合わせてデータの入出力を行えるという。

　また、データの流れをリアルタイムでGUI上にて確認する機能も備えた。さらに、さまざまなトリガー設定を利用することで、必要な時に必要なだけデータ変換を行えるため、各システムを垂直方向・水平方向に接続し、ノンプログラミングでデータ交換を自動化することも可能になっている。