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NRIセキュア、Microsoft Defender for Endpointを対象としたマネージドEDRサービスを提供

 NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(以下、NRIセキュア)は26日、エンドポイント向けセキュリティサービス「マネージドEDRサービス」のラインアップにおいて、Microsoft Defender for Endpointを監視対象に追加した「マネージドEDRサービス(Microsoft Defender for Endpoint)」を提供すると発表した。主に、中規模企業での利用を想定しているという。

 マネージドEDRサービスは、マネージドEDRサービスは、PCやサーバーなどのエンドポイント端末に導入したEDR製品を、NRIセキュアがその企業に代わって管理・運用するサービス。マルウェア感染をはじめとするセキュリティインシデントの予防や早期検知、インシデント対応までを一気通貫で提供しているという。

 一方、Microsoft Defender for Endpointは、Windows OS端末向けに日本マイクロソフトが提供しているEDR機能。「Microsoft 365 E5」または「Microsoft 365 E3+Microsoft 365 E5 Security」のサブスクリプションライセンスにバンドルされている機能のため、すでに同機能を利用できる環境にある企業・組織では、導入にかかる対応部門の作業負荷が比較的低いことも特長とした。

 NRIセキュアでは今回、Microsoft Defender for Endpointに対応したマネージドEDRサービスを提供し、同機能でセキュリティ対策を実施しているPCやサーバーなどの端末の検知状況を、NRIセキュアが利用企業に代わって監視する。また、セキュリティインシデントに関して日本マイクロソフトへの問い合わせが必要になった場合は、NRIセキュアが問い合わせを代行し解決までサポートするとのこと。

 なお今後は、同機能を用いたスレットハンティングやフォレンジックサービスの提供も検討するとしている。