HENNGEのメール配信サービス「Customers Mail Cloud」、サイボウズのメール管理・共有システム「Mailwise」と連携

　HENNGE株式会社は12日、クラウド型メール配信サービス「Customers Mail Cloud」が、サイボウズのメール管理・共有システム「Mailwise」と連携したと発表した。

　Customers Mail Cloudは、企業のSMTPサーバーをクラウド化する、サーバー管理不要のクラウド型メール配信サービス。顧客ごとに専用のメール配信基盤を構築・提供しており、メール配信性能の増強、専用IPの提供が可能なほか、送信ドメイン認証（SPF／DKIM／DMARC）への対応、携帯キャリアなど国内ISPへのメール配信最適化、夜間のメール配信禁止設定など、さまざまな機能を備えている。

　一方のMailwiseは、問い合わせ受付や各部署の窓口宛のメールに複数人で対応できる、メール管理・共有システム。一般のメール機能に加えて、「お客様情報」や「対応履歴」、「コメント機能」、「返答文テンプレート」といった、メール対応業務を簡略化する機能があるため、利用者は対応漏れや誤送信・二重送信を防ぎながら、顧客管理やメールの一斉送信などの業務を効率よく行えるという。

　今回、Customers Mail CloudをMailwiseのメールサーバーとしてSMTP連携させることにより、オンプレミスのメールサーバーやMicrosoft 365／Google Workspace連携では難しかった、Mailwiseのアドレス帳やCSVファイルからの一斉メール配信を行えるとのこと。

　なおHENNGEでは、11月1・2日に幕張メッセで開催されるサイボウズのイベント「Cybozu Days 2021」に出展し、Customers Mail CloudとMailwiseの連携ソリューションをイベント内で展示するとしている。