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システムサポート、Microsoft Azure環境を利用したSaaS型DWH「Smart DWH」

 株式会社システムサポート(STS)は11日、SaaS型データウェアハウス(DWH)ソリューション「Smart DWH」を発表した。代理店を通じての販売となり、第1号としてウチダエスコ株式会社との販売代理店契約を締結したとのこと。

 Smart DWHは、ビジネスデータの連携・統合や分析の基盤となるDWHの構成要素(ETL、データベース)に、視認性の高いWeb UIを加えた、データ分析を効率良く行うためのオールインワン型DWHソリューション。外部データとの接続処理やETL処理をWebブラウザから容易に操作できるため、ユーザーの作業負担を減らし、データ分析までの操作を最短ルートで行えるという。

 また、バックエンドにはパブリッククラウドのMicrosoft Azureを活用しており、性能の高いデータベースの利用やデータ容量の増加に応じたリソースの拡張が容易に実行できる点も特徴。ハードウェアの調達は不要なことから、初期投資のコストや導入までに必要な時間を圧縮可能とした。

 加えて、現在利用している使い慣れたBIツールからSmart DWHに直接アクセスし、データの参照・分析を行えるとのこと。なおSmart DWHでは、データは蓄積時に高圧縮され、カラムストア型のデータベースに納められる仕組みで、大量データの参照時にもストレスのない応答を得られるとしている。