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パナソニック、紙・押印・保管業務をオンライン化するソリューション「WisConnect」

テレワークの拡大や業務プロセスの効率化を支援

 パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社(以下、 パナソニック)は、決裁ワークフローや電子署名などを組み合わせた脱ハンコ・ペーパーレスソリューション「WisConnect(ウィズコネクト)」を、7月1日より販売開始すると発表した。クラウド版、オンプレミス版の双方を用意する。

 WisConnectは、押印が必要な見積書や請求書の発行など、契約締結に必要なシステムを連携させることで、社内での押印依頼から契約書の保管までの幅広い業務をオンライン上で処理可能にするソリューション。製品化にあたっては、パナソニックが約30年以上にわたって開発・販売を続けてきた文書管理・ワークフローシステムの知見を生かしているとのことで、きめ細かい帳票作成や承認経路設定、セキュリティ機能など、日本の商習慣や文化に適合した機能を用意しているという。

 また、電子帳簿保存法対応システムとの連携により、請求書や契約書の長期電子保管にも対応。これまで紙と押印が必要だった書類のペーパーレス化によって、テレワークの拡大・業務プロセス全体の効率化とともに、ガバナンス強化を支援するとした。

 なおパナソニックの試算では、出社率の80%減、印刷・印紙・郵送コストの50%減が見込めるとしている。