マカフィー、セキュリティ運用の自動化や効率化を実現する「SOAR導入支援サービス」を提供開始

　マカフィー株式会社は29日、セキュリティツール、人、組織、プロセスを連携し、セキュリティ運用の自動化、効率化および高度化を実現するSOAR（Security Orchestration, Automation and Response）の導入を支援する「SOAR導入支援サービス」の提供を開始した。

　SOAR導入支援サービスは、「セキュリティオペレーションの自動化・効率化支援サービス」と「インシデント対応プレイブック作成支援サービス」の2つのサービスから構成される。

　セキュリティオペレーションの自動化・効率化支援サービスでは、SOARの導入にあたり、PoCフェーズではマカフィーのコンサルタントが要件定義を行い、運用要件の実現可否およびSOAR導入による作業工数や作業時間の削減効果を検証する。本番導入フェーズでは、マカフィーがSOC「McAfee Fusion Center」で培ったSOAR運用やインシデントレスポンスにおける知見を活用し、セキュリティ運用の自動化の実現を支援する。

　インシデント対応プレイブック作成支援サービスでは、マカフィーが培ってきたインシデント対応のナレッジを基に、インシデントレスポンスのプロセスを整備し、プレイブックとして取りまとめをサポートする。

　サービスの価格は、セキュリティオペレーションの自動化・効率化支援サービスが900万円から、インシデント対応プレイブック作成支援サービスが800万円から。

　マカフィーではサービスを通じて、顧客が導入したSOARの活用により、セキュリティ運用の自動化および対応状況の可視化を実現し、インシデント対応の効率化を図るとともに、社内外の脅威インテリジェンスを含むインシデント関連情報を素早く取得して活用するなど、インシデント対応・復旧時間の短縮および工数削減を図るべく、顧客をアシストするとしている。