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NEC、POS端末に依存しないPOSソフトウェア「NeoSarf/POS」を提供開始
2020年2月26日 12:43
日本電気株式会社(以下、NEC)グループは26日、小売業向けに他社製のPOS端末やPC・Windowsタブレットにも対応可能なPOSソフトウェア「NeoSarf/POS」を3月に提供開始すると発表した。
NeoSarf/POSは、NEC製だけでなく、他社製のPOS端末やPC・Windowsタブレットなど多様な形態のPOS端末に対応可能。これにより、M&Aなどにより複数メーカーのPOS端末が混在する環境などでも、POS端末を統一することなく同一のソフトウェアで稼働でき、コスト抑制と管理業務の効率化を支援する。
ユーザーインターフェイスについては、見やすく分かりやすい直観的な操作が可能な画面デザインを実現するとともに、文字・ボタンサイズ・各項目の配置を利用者のニーズに応じて変更できる。
また、電子マネーや訪日外国人向け免税手続きソリューション「J-TaxFreeシステム」などに加え、今後はEC・通販統合ソリューション「NeoSarf/DM」やQR決済など、約30種類の決済サービスに対応するプラットフォーム「マルチサービスゲートウェイ」との連携を可能とするオプション機能を提供する。これにより、リアル店舗とECサイトのポイントや購入履歴の統合、多様化する決済方法などへの対応を実現する。
NeoSarf/POSの価格は、POSソフトウェア初期ライセンスの標準価格が15万円(税別)。NECでは、2022年度末までに累計100億円の販売を目標とする。