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リオ、シンプルさが特徴のRPAツール「Personal RPA」

 株式会社リオは2日、シンプルさが特徴の業務自動化システム「Personal RPA」を販売開始したと発表した。個人事業主やSOHO、SMB、大企業の部門などに加えて、ゼッタテクノロジー株式会社との提携により。官公庁・地方自治体向けにも提供するという。

 Personal RPAは、ExcelやWebブラウザベースのシステムで行う定型的な作業を自動化できるツール。主にマウス操作を記録することによって主たる入力を完了できるため、1~2日で操作を習得できるほか、シナリオ(Personal RPAではストーリーと呼ぶ)の作成も30分ほどで行えるという。

 また、記録や再生に間違いがあったとしても、その部分(シーン、カット)を微調整するだけで修正できる仕組みを備えており、ゼロから記録し直す必要はないとした。なお、従来のRPA製品のように、座標を記録するのではなく、COMコンポーネント(PC内に保存される操作ログ)を記録、再生する方式を採用している。

 推奨動作環境は、OSがWindows 10、アプリケーションがExcel 2019、WebブラウザがInternet Explorer 11。Windows 8.1やExcel 2016でも動作確認済みとのこと。

 ライセンスは年間サブスクリプション方式を採用しており、価格は年間2万9800円(税別)。ただし2020年3月31日までは、年間1万9800円(税別)のキャンペーン価格で提供される。また、90日間利用可能なトライアル版も用意された。