ニュース

テクマトリックス、C#/VB.NET対応静的解析・動的解析ツール「dotTEST 10.4.1」を販売開始

 テクマトリックス株式会社は7日、米Parasoftが開発した、C#/VB.NET対応の静的解析・動的解析ツール「dotTEST 10.4.1」の販売を開始した。

 dotTESTは、.NETアプリケーションの開発とテスト工数の大幅削減をサポートする、C#/VB.NET対応の静的解析・動的解析自動化ツール。860個以上のコーディングルールをもとにソースコードを静的に解析し、プログラムの問題点やファイルを横断した処理フローに潜む検出困難なエラーを検出するとともに、.NETアプリケーションの実行中のカバレッジ情報も収集する。

 新バージョンとなるdotTEST 10.4.1では、ソフトウェアの脆弱性を識別するための脆弱性の種類(脆弱性タイプ)の一覧共通基準であるCWE(Common Weakness Enumeration)のver.3.1と、米国に輸出する製品およびシステムにとって重要となるサイバーセキュリティ基準のUL2900に対応したルールを追加した。

 また、.NET Coreプロジェクトの解析やVisual Studioのコード分析、VSTestによるテスト実行をサポートし、Visual Studioとの親和性をさらに向上した。Visual Studioの作業環境で、dotTESTを利用した静的解析やカバレッジ収集の設定、実行、結果参照を違和感なく行えるようになった。

 dotTEST 10.4.1では、同時にリリースされる「Parasoft DTP 5.4.1」と合わせて利用可能なセキュリティコンプライアンスの順守を促進する「セキュリティコンプライアンスパック」が追加され、セキュリティ関連ルールを用いた静的解析機能と解析結果から生成されるコンプライアンスの順守/逸脱レポートをリアルタイムで参照できるようになった。