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NTTデータCCS、ビーコン/IoTソリューション分野でAC&Mと提携、位置測位サービスを拡充

 株式会社NTTデータCCSと株式会社AC&Mは16日、ビーコン/IoTソリューション分野における事業領域の拡大を目的として10月17日に資本提携および業務提携を行い、今後、連携して事業を進めることに合意したと発表した。

 資本提携では、AC&Mが第三者割り当てにより発行する新株40株(出資比率16.7%)をNTTデータCCSが保有する。また、業務提携により、NTTデータCCSが持つ開発ノウハウとAC&Mが保有する測位ノウハウを組み合わせ、狭域測位技術を生かした新サービスを2019年4月にリリース予定としている。

 NTTデータCCSでは、働き方改革や少子高齢化に伴う労働力人口の減少により、業務の生産性向上に繋がる屋内位置測位関連ビジネスの普及やIoT化の進展は喫緊の課題となっていると説明。ビーコンを使った狭域の屋内位置情報ソリューション分野に強みを持つAC&Mとの業務提携を行うことで、それらの課題に対するソリューションを獲得することができ、NTTデータCCSが展開するGPSやWi-Fiなど広域の位置測位に関するソリューションサービスと合わせて、広域から狭域まで幅広い領域でのサービスを提供できるとしている。

 狭域でのサービス提供先については、工場や倉庫を持つ中小規模の流通業や製造業を想定しており、こうした顧客に安価で短期間にサービスを提供することで、重要物の位置把握やセンサーによる故障の未然防止など、顧客の持つ課題を解決していくとしている。