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TISとクリエーションライン、エンタープライズ向けコンテナ活用サービスを共同展開

 TIS株式会社とクリエーションライン株式会社は8日、企業でのコンテナ技術の活用とDevOpsを実現するサービス提供に向けた取り組みで協業すると発表した。

 TISとクリエーションラインでは、仮想的なアプリケーション実行環境を構築し、効率的かつ迅速なアプリケーション開発とITコストの削減ができるコンテナ技術を、セキュリティやコンプライアンス、大規模での効率的な運用管理といったエンタープライズでの利活用に求められる要件に対応できるサービスとして、共同で展開することを目指す。

 協業では、TISがクラウドサービス上でコンテナが稼働するプラットフォームと、それに必要な運用サービスを提供。クリエーションラインは、「アプリケーションのコンテナ化」「CI/CD自動化」「マイクロサービス化」といった、DevOpsを行う上でプラットフォーム以外に必要な取り組みについてのコンサルティングサービスを提供する。

 両社は、これらのサービスを2019年3月までに展開し、将来的にはクラウド、物理環境を含めたマルチプラットフォームに展開した、コンテナを一元的に利用できるサービスの提供を目指すと説明。また、2019年1月以降にエンタープライズ向けのコンテナ活用サービスを順次立ち上げ、本格的なDevOpsやコンテナ活用への取り組みに課題を持つ企業に対して提供していき、2020年までに関連サービスを含めて10億円規模の売上を目指すとしている。