ニュース

TIS、各種データを地図上で可視化できる地図情報統合表示ソフトウェア「Ubisense myWorld」提供開始

 TIS株式会社は3日、ユビセンス・ジャパン株式会社(以下、ユビセンス)と販売代理店契約を締結し、ユビセンスの地図情報統合表示ソフトウェア「Ubisense myWorld」を提供すると発表した。

 Ubisense myWorldは、GIS(地理情報システム)やGPS(全地球測位システム)、IoTセンサーデータ、オープンデータなどのさまざまなデータを、地図上の1つの画面に統合・表示することができるソフトウェア。

 ウェブおよびモバイル環境から利用ができ、直感的なインターフェースで簡単に使うことができ、グローバルでは建設、不動産、運輸など社会インフラ系の企業を中心に2万8000ユーザー以上の導入実績があるという。

「Ubisense myWorld」の表示例

 TISでは、Ubisense myWorldのAmazon Web Services(AWS)などのクラウド環境およびオンプレミス環境での構築に加え、既存の基幹システムとの連携カスタマイズなどの導入を支援する。また、月額利用料によるクラウドサービスでの提供も予定する。

 Ubisense myWorldの導入費用(税別)は、ライセンス料、初期設定費用を含め1000万円から。TISでは、Ubisense myWorldを、GISと基幹系システムデータを統合して活用したい建設業や、車両GPSデータをマップ上で活用したい鉄道やバス・宅配などの運輸業、既存データとオープンデータを組み合わせて新規ビジネスやマーケティングに活用したい企業向けに販売していき、2020年までに30社への導入を目指す。

「Ubisense myWorld」の提供イメージ