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VA Linux、コンテナ管理技術「Kubernetes」に関する技術支援サービスを提供

 ヴィーエー・リナックス・システムズ・ジャパン株式会社(以下、VA Linux)は、コンサルティングおよび開発支援サービスに、オープンソース(OSS)のコンテナ管理ツール「Kubernetes」を追加し、コンテナ関連の技術サポートにコミットすると発表した。

 VA Linuxでは、同社が相談を受けたインシデントを分析すると、OpenStackに関連する障害が多く、中でもKVMやXen、ネットワークやトレージに関する関連技術の障害トラブルが多い傾向にあると説明。また、開発支援では、コンテナ関連技術の技術要素調査や開発の相談が前年度より増えてきたという。

 こうしたことから、VA Linuxでは、コンテナ技術を重要なプラットフォームの一つとして位置付け、前年度よりDockerの技術支援サービスを提供してきたが、さらにコンテナ管理ツールであるKubernetesをサービス対象に含め、基盤系OSSの開発や障害解析で培った経験と知識との相乗効果でKubernetesの技術支援をしていく。

 技術支援サービスでは、コンサルティング(導入支援)として、機能要件に対する技術的実現性の検討と実現案の提案や、技術調査・分析、ソースコード解析調査を提供。受託開発として機能追加の検討、実施や運用ツールの開発などを、コミュニティ対応として、ミュニティへの機能提案および開発やバグレポート・修正、コミュニティ活動支援などを、トレーニングとしてコンテナアーキテクチャ解説などを提供する。提供価格は別途見積もり。