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M-SOLがPepperの動作設定サービスをアップデート、myThings Developersとの連携などに対応

 M-SOLUTIONS株式会社(M-SOL)は31日、Pepperの動作設定サービス「Smart at robo for Pepper」(以下、Smart at robo)をアップデートし、3つの新機能を提供すると発表した。ヤフーが提供するサービスプラットフォーム「myThings Developers」との連携機能などを利用できる。

 Smart at roboは、セリフや動作の設定を自由自在に行えるPepper向け動作設定サービス。今回の新機能では、まず、天気予報やカレンダー、SNSなど、myThings上に用意されているIoT製品やWebサービス(チャンネル)との連携を、ノンプログラミングで行えるようになった。

 これにより、雨の予報が出たら傘を持っていくように発話させたり、開始時間の近づいたイベントを案内したりといった、myThings上のさまざまなチャンネルとPepperとの連携を簡単に行えるとのこと。

 また、IoTセンサークラウド連携では、ボタンや人感センサー、マットセンサーなど外部機器との連携をノンプログラミングで行えるようになり、自動ドアが開くタイミングであいさつする、レジに設置したボタンとの連携で空きレジの案内をする、といったことが可能になる。

 さらには、メールや既存のチャットツールに加え、チャットワークが提供するビジネスチャット「Chatwork」への通知にも対応した。

 なお、今回の機能追加による価格変更はないが、myThings連携には、別途myThingsとの契約および一部サービス利用料が必要になるとのこと。