【Interop 2012】F5、ブレード型ロードバランサー「VIPRION」の最新モデルを展示


 F5ネットワークジャパン(F5)は「Interop Tokyo 2012」で、アプリケーションデリバリコントローラ(ADC)「VIPRIONシリーズ」の新製品である、「C4480」シャーシと「B4300」ブレードを展示している。4月に発表された製品で、国内で初展示となるという。

 B4300ブレードでは、ADCで初めて40Gイーサネットポートを2つ備える。これにより、従来のB4200で最大スループット18Gbpsだったところ、B4300では最大スループット80Gbpsを実現しているという。さらに、C4480シャーシにB4300ブレードを追加して最大4枚まで拡張することで、性能をスケールさせられるという。

 そのほかにF5ブースでは、BIG-IP 11050の機能のうちIPv6移行技術(IPv6/IPv4変換)の機能にフォーカスした展示も見せている。なお、ShowNetのNOCでも、BIG-IP 3900がNAT64によるIPv6移行技術を担当している。

40Gイーサネットポートを備えたADC、C4480シャーシとB4300ブレード
BIG-IP 11050によるIPv6/IPv4変換の展示
ShowNet NOCの「IPv6 Migration」ラックでBIG-IP 3900がNAT64を担当
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(高橋 正和)
2012/6/15 00:00