プレスリリース

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オラクルの「SPARC T4」サーバー、3000社以上のミッション・クリティカルな業務システムで導入

Oracle News Release Summary
(本資料は米国2013年1月31日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)

2013年2月7日

オラクルの「SPARC T4」サーバー、3,000社以上の
ミッション・クリティカルな業務システムで導入
~「Oracle Solaris」が稼働する「SPARC T4」サーバーが、
オラクル・ソフトウェアとクラウドに必要な優れたパフォーマンス、
拡張性、信頼性を実現~

2013年1月30日 カリフォルニア州レッドウッドショアズ発

 オラクルは本日、「Oracle Solaris」が稼働する「SPARC T4」サーバーが3,000社以上のミッション・クリティカルな業務システムで導入されていることを発表しました。これは、前年に発表された企業数の4倍近い数字です。

 オラクルの「SPARC T4」サーバーは、金融、通信、公的機関、小売などの主要産業でグローバルに採用され、2013年度第2四半期の2桁成長に貢献しました。

 オラクルの「SPARC T4」サーバーは、これまでにさまざまな業界標準ベンチマークとアプリケーション・ワークロード(「Oracle Customer Relationship Management」、「Oracle E-Business Suite」など)で18の世界記録を達成し、同等の他社製サーバーよりも優れたパフォーマンスを発揮します。

 「SPARC T4」サーバーは「Oracle Solaris」に加え、「Oracle VM Server for SPARC」、「Oracle Enterprise Manager Ops Center 12c」による仮想化およびシステム管理機能が搭載されており、追加コストなしでクラウドの展開を簡略化し、データセンターの自動化と最適化を実現します(1)。「SPARC T4」サーバーで稼働する「Oracle Solaris 11.1」は、オラクル・データベースとJavaアプリケーションに特化した機能を備え、オラクル・ソフトウェアを実行する最適なプラットフォームです。

 オラクル・ソフトウェアを実行するオラクル・システムの好例は、「Oracle Optimized Solution for JD Edwards EnterpriseOne」です。「SPARC T4-1」サーバーを採用し、3分の1のプロセッサ使用率でIBM Power 720よりも3倍高速にインタラクティブ・クエリーを処理します(2)。

 エンタープライズレベルの信頼性と拡張性を25年以上にわたり提供してきた「SPARC」サーバーと「Oracle Solaris」は、今後も企業内の重要なシステムを支え、世界シェア1位のデータベースと先進のJava Enterprise Editionプラットフォームとともに、ミッション・クリティカルなワークロードから卓越したビジネス成果を提供します。

本発表に向けたコメント
・株式会社 セイコーフレッシュフーズの 専務取締役 システム開発部長 である菊地 亨氏は、次のように述べています。
「セイコーマートは1,100を超える店舗を網羅するサプライチェーンの中核となる商品の需要予測・自動発注システムを構築する際に、大量のデータ処理による負荷に耐えられる、高性能で高可用性のソリューションが必要でした。『Oracle Solaris』を稼働する『SPARC T4』サーバー上で『Oracle Database 11g Enterprise Edition』を実行することで、性能、可用性、拡張性、コストすべてにおいて高い効果を発揮しています。サーバー仮想化技術『Oracle Solaris Zones』とストレージ仮想化技術『Oracle Solaris ZFS』により、『SPARC T4』サーバー へ全てのサーバー機能を集約し、高可用性、バックアップを追加コスト無しで実現しました」

・Multotecのエンタープライズ・アーキテクチャ担当マネージャーであるレニエール・ファン・ローエン(Renier van Rooyen)氏は、次のように述べています。
「オラクルの『SPARC Tシリーズ』サーバーと『Oracle Solaris』をベースとする『Oracle Optimized Solution for JDEdwards EnterpriseOne』はMultotecの生産性を高めています。日々のセールスデータの更新がこれまでの5倍の速さで処理できるようになったほか、総勘定元帳への転記も半分の時間で行え、以前のソリューションに比べて取得原価を大幅に低減できます。さらに当社では『SPARC』サーバーをリモートサイトの災害回復対策にも使用し、『Oracle Solaris』やZFSファイルシステム、『Oracle Data Guard』の利点を活用してサイト全体のフェールオーバーや障害回復を30分以内で実現することができ、当社の業務の要件を満たしています」

・SITAのバゲージ・ポートフォリオ担当ディレクターであるニック・ゲイツ(Nick Gates)氏は、次のように述べています。
「『SPARC T4-1』サーバーはパフォーマンステストで期待を上回る結果を示し、当社の使用するアプリケーションに対して『Oracle Solaris』がバイナリ互換性を持つことで、当社としては不安なくハードウェア設定を行って従来のワークロードの4倍のトランザクション容量を確保し、パフォーマンスの水準を向上させることができました。これによって、年間20パーセントの成長を遂げているBagMessageをサポートすると同時に高品質のサービスを提供でき、このソリューションがさらに多くの航空会社や空港に採用される
ことが期待できます」

脚注
(1)Oracle Premier Support for Systems」または「Oracle Premier Support for Operating Systems」を契約されているお客様は、追加コストなしで「Oracle Enterprise Manager Ops Center」をダウンロードし、対象となるオラクル・システムの管理に利用できます。
(2)比較は、オラクルによって測定された0.270秒という平均応答時間に基づいており、こちらで公開されています(p.13)。IBMによって測定された1秒未満の平均応答時間はこちらで公開されています。IBMは、「1秒未満」の応答時間を、1秒を超えない応答時間としています。プロセッサー使用率については同じレポートに記述があり、1200ユーザーでT4-1が26%(p. 13)、Power 720が75.2%となっています。

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