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横浜ゴム、日立システム、KCCSの3社、共同でタイヤ空気圧モニタリングシステムのASPサービスを開始

2010年6月30日
横浜ゴム株式会社
株式会社日立システムアンドサービス
京セラコミュニケーションシステム株式会社

車輌動態・運行管理システムに加え、タイヤ空気圧の一元管理を実現
横浜ゴムと日立システムアンドサービスと京セラコミュニケーションシステムが共同でタイヤ空気圧モニタリングシステムのASPサービスを開始

 横浜ゴム株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:南雲 忠信/以下横浜ゴム)は、株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、取締役社長:林 雅博/以下日立システム)、京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都市伏見区 代表取締役社長:小林 元夫/以下 KCCS)と共同で、タイヤ空気圧モニタリングシステムのASPサービスの提供を2010年7月に開始します。

 このASPサービスは、横浜ゴムのトラック・バス用タイヤ空気圧モニタリングシステム「HiTES(ハイテス)」と、日立システムのトラック運行管理ASPサービス「e-trasus(イートラサス)」、KCCSの高精度GPS端末「イチしるべ」を連携し、提供するものです。
「HiTES」で収集したタイヤの空気圧・タイヤ内空気温度情報を「イチしるべ」に転送し、携帯電話網を通じて「e-trasus」サーバへデータ送信します。お客様は、インターネットを通じて「e-trasus」システムへアクセスし、車輌の動態管理・運行管理に加えて、タイヤ空気圧・タイヤ内空気温度の管理を行うことができます。

 このASPサービスにより、運行管理者や整備担当者は、車輌の運行状況や、タイヤ空気圧・温度をリアルタイムに把握し、一元管理することが可能となります。また、車輌の現在位置や走行ルートを地図上で把握できるほか、速度や運行状態が記録されるので運転日報の作成にも活用できます。さらに、「HiTES」はトレーラ車輌への装着も可能なため、トラクタ(運転席のある牽引車輌部分)から切り離した後のトレーラ(荷台や客車部分)の位置確認が容易に行えます。

 なお、タイヤ空気圧の適正管理は、走行安全性の向上と燃費改善による環境負荷の低減、またタイヤ費用の削減となります。

■システムイメージ図
■システムの導入効果
  • ドライバー任せになっている点検業務を運行管理者が一元管理でき、作業の手間を削減、記録されたデータに基づく確実なタイヤ空気圧管理を行うことができます。
  • 走行中のパンクや異常な温度などを走行車輛から運行管理センターへいち早く知らせることで、管理者の早急な安全対策をサポート。タイヤトラブルによる重大事故など企業損失のリスクを低減することが期待できます。
  • タイヤトラブルによる重大事故など企業損失のリスクを低減することが期待できます。
  • 走行車輌の位置・速度や走行ルートも正確に把握することができます。
  • トレーラの接続や切り離し場所を地図上で把握することができ、効率的な車輌管理が期待できます。
  • 車輌の走行履歴や現場到着時間を纏めた運転日報を自動作成できます。
■画面イメージ図
■製品概要
  1. HiTES〔活用例 URL : http://www.yokohamatire.jp/hites/〕   「HiTES(ハイテス)」は、タイヤの空気圧とタイヤ内空気温度を運転席からリアルタイムで確認できるシステムです。空気圧やタイヤ内空気温度の異常を音と有機EL表示器によってドライバーにいち早く知らせるため、走行安全性を飛躍的に高めるほか、パンクなど低空気圧や異常な高温に起因するタイヤ故障で生じる事故を未然に防ぎ、安全管理をサポートします。
  2. e-trasus〔活用例 URL: http://www.hitachi-system.co.jp/e-trasus/〕   インターネット経由でのトラック運行管理ASPサービスです。地図上に車輌の現在位置を表示し、走行時間や作業時間などの実績データから運行日報作成ができます。
  3. イチしるべ〔活用例 URL: http://www.yokohamatire.jp/hites/〕   「SAVE PLATFORM」という位置情報提供ASPサービスで使われる小型・高精度・高機能なGPS端末です。組込OS(Linux)を搭載することにより、位置。速度検出に加え、端末上に利用目的・業務要件に合わせたアプリケーションを実装することができます。

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2010/6/30 16:01