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サイオス、Microsoft Azure上で各種OSSの導入を支援する「OSS on CLOUDインテグレーションサービス」

 サイオステクノロジー株式会社(以下、サイオス)は23日、オープンソースソフトウェア(OSS)を利用したシステムインテグレーションサービス「OSSワンストップソリューション」の新メニューとして、クラウド環境に特化した「OSS on CLOUD インテグレーションサービス」を発表し、その基盤となる「Red Hat Enterprise Linux on Azure導入サービス」の提供を開始した。

 「OSS on CLOUD インテグレーションサービス」では、企業において必要とされる信頼性の高い情報システムに対して、各種OSSとクラウド環境の導入を支援する。クラウドプラットフォームとしてMicrosoft Azure、OSとしてRed Hat Enterprise Linuxを標準構成として採用し、顧客のシステムに求められる技術検証の支援から設計・構築、基本的な監視や運用支援サービスまでを一貫して提供する。これにより、拡張性・柔軟性の高いシステムや、迅速なサービスの立ち上げを支援する。

 費用は、利用するOSSやIaaS、PaaS環境によって個別見積もりとなるが、運用基盤のベースとなるMicrosoft Azure上のRed Hat Enterprise Linuxおよび運用環境のセットアップを含む初期費用は10万円から、基本的な監視機能やスナップショットの定期取得を含めた運用支援サービスは月間7万円からとなる。

 サイオスでは、サービスの開始に合わせて、企業エンジニアに向けたOSS on Azure技術情報サイトを公開し、サイオスのエンジニアによる技術情報公開も行っていく。また、今回発表のサービスプランや技術情報サイトについての詳細については、5月24日~25日に開催されるイベント「de:code 2016」にも出展する。

三柳 英樹