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日立金属、ネットワークのサービス化に対応する新スイッチ「ApresiaNPシリーズ」
（2016/5/16 15:21）
日立金属株式会社は16日、Ethernetスイッチ「APRESIAシリーズ」のラインアップに、「ApresiaNPシリーズ」を追加すると発表した。2モデルを5月下旬より順次出荷開始する。
「ApresiaNPシリーズ」は、ネットワークのサービス化「Network as a Service」が進行している環境の変化を受けて提供される新シリーズで、Network as a Serviceに求められる機能を実装。APRESIA独自機能の多くを継承することに加え、SDN（Openflow）やVRF（Virtual Routing and Forwarding）、スタック、EthernetOAM、G.8032などに対応していくという。
今回提供される「ApresiaNP7000-48X6L」「ApresiaNP5000-48T4X」は、スタック対応によりシンプルな冗長構成を実現する、40Gigabit Ethernet（GbE）対応インテリジェントスイッチ。別途ライセンスを追加することでレイヤ3スイッチとしても利用可能だ。
このうちApresiaNP7000-48X6Lは、最大1.44Tbpsのスイッチング容量を持ち、シャーシ型スイッチに匹敵する機能を備えるとのことで、インターフェイスは10GbE対応のSFP/SFP+を最大48ポートと、40GbE対応のQSFP+を最大6ポート搭載し、大容量トラフィックの交換が必要なコアスイッチとして利用できるとした。
一方のApresiaNP5000-48T4Xは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×48ポートと、10GbE対応のSFP/SFP+を最大4ポート、40GbE対応のQSFP+を最大2ポート搭載可能。ディストリビューションスイッチやデータセンターのToR（トップオブラック）スイッチとして利用できる。
価格（税別）は、ApresiaNP7000-48X6Lが380万円から、ApresiaNP5000-48T4Xは100万円から。レイヤ3ライセンスは、それぞれ50万円、30万円。
