アクロニス、法人向け「Acronis Backup」の新バージョン11.7を提供開始

　アクロニス・ジャパン株式会社は6日、法人向けバックアップソリューション「Acronis Backup」「Acronis Backup Advanced」の最新版となるバージョン11.7をリリースした。

　Acronis Backupは、簡単な操作でPCやサーバー全体をバックアップできるソフトウェア。Acronis Backupは、5～50人規模／1～5台のサーバーを保有する企業向けの製品。Acronis Backup Advancedは、50～1000人規模／5～100台のサーバーを保有する企業向けの製品となっている。

　新バージョンでは、サブスクリプションライセンスの提供を開始。1年版、2年版、3年版のメニューで、サブスクリプション期間中は、新しいメジャーバージョンアップのアップグレードにも対応する。従来製品の買い切り型ライセンスはこれまで通りで、型番や価格に変更はない。現在のバージョン11.5のライセンスキーは、11.7でもそのまま利用できる。

　サブスクリプションライセンスの対象製品は、Acronis Backup for Workstation、Acronis Backup for Server、Acronis Backup Advanced for Workstation、Acronis Backup Advanced for Serverの各製品。価格（税別）は、Acronis Backup for Workstationの1年版が9600円、2年版が1万1200円、3年版が1万2800円など。

　このほか、新バージョンでは、重複除外の機能向上や、WAN経由でのバックアップパフォーマンスの向上、テープバックアップのパフォーマンス向上などを実施。また、新たなOSとして、Windows 10やWindows Server 2016 Technical Preview 4、Exchange 2016、VMware vSphere 6、Red Hat Enterprise Linux 7.x、Linux（kernel 4.4）への対応を行った。