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インテル、Broadwell世代の2ソケットサーバー向けプロセッサ「Xeon E5-2600 v4」

 インテル株式会社は1日、2ソケットサーバー向けのXeonプロセッサ「Xeon E5-2600 v4シリーズ」を発表した。Broadwell-EPの開発コード名で呼ばれていた製品で、前世代のXeon E5-2600 v3(開発コード名:Haswell-EP)で18だった最大コア数は22まで増加している。

 プロセス技術は14nmを採用し、前世代の22nmから微細化が進んだ。LLCキャッシュも最大45MBから55MBへ増加している。

 新機能としては、プロセッサのキャッシュやメインメモリなどのリソースを可視化し、必要に応じてコントロールできるインテル Resource Directorテクノロジーなどが搭載され、SDI(Software Defined Infrastructure)ベースのクラウド移行を支援するとしている。

 1000個受注時の価格例は、2.2GHz、22コアのXeon E5-2699 v4が4115ドル、2.6GHz、16コアのXeon E5-2697A v4が2891ドル、2.2GHz、12コアのXeon E5-2650 v4が1166ドルなど。このほか、周波数に最適化したモデルや低消費電力サーバー向け、ストレージ/通信機器向けなど多くのラインアップが用意されている。

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石井 一志