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ソネット、GPUレンダリングマシンを都度利用できる「レンダリングシェアードサービス」

 ソネット株式会社は30日、レンダリング環境を必要な時に必要なだけ利用できる「レンダリングシェアードサービス」を、7月にも提供開始すると発表した。

 「レンダリングシェアードサービス」、NVIDIA Quadro VCAによるレンダリング環境を、必要な時に必要な分だけ利用できるサービス。レンダリング環境をソネットが用意するため、ハードウェア購入などの初期投資やシステム運用管理などのコストが不要で、CADや映像などの制作期間に合わせた使用や緊急性の高い制作依頼、高解像度のレンダリングなど、ユーザーの都合にあわせサービスとして利用できる。

 NVIDIA Quadro VCAは、NVIDIAのハイエンドGPU8基を搭載したGPUレンダリングマシンで、GPUはQuadro M6000がベースとなり、1基あたり12GBのGPUメモリ、3072のNVIDIA CUDA コアを搭載。システム全体で2万4576のNVIDIA CUDAコアが使用可能になっている。

 なお利用にあたっては、アプリケーションに同サービスの設定情報を登録するだけで、簡単に利用できるとのこと。

 サービスは1週間単位で利用でき、価格は1台あたり20万円(税別)/週の予定。

 また正式サービスに先駆け、「正式リリース前 高速レンダリング体感キャンペーン」も3月30日より受付開始される。

石井 一志