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テリロジー、ユーザー目線でITシステムの性能を図る「CloudTriage QoEサービス」をリニューアル

“人間の見た目”からパフォーマンスを測定可能に

 株式会社テリロジーは22日、ITシステムのシステムパフォーマンスをユーザー視点で測定するクラウドサービス「CloudTriage QoEサービス」をリニューアルし、同日より提供を開始すると発表した。

 「CloudTriage QoEサービス」は、ITシステムの利用者が感じているパフォーマンスを、レスポンスタイムとして数値やグラフで提供するサービス。今回のリニューアルでは、システム利用者と同じ操作を記録・自動実行する「Emulationエージェント」ソフトウェアを改善した。これにより、データの送受信速度のようなシステム的な測定ではなく、利用者(人間)の「見た目」でパフォーマンスを測定できるサービスになったという。

 具体的には、Emulationエージェントを日本語化したほか、録画ボタンをクリックするだけで、利用者の操作を記録できる直感的な操作性を実現。また、利用者の操作を記録した設定ファイルを複製し、ほかのPCでも利用可能にした。

 リニューアル後も、今までのEmulationエージェントと同様、アプリケーションを選ばない画像認識方式によるレスポンスタイム測定が可能なため、どんなアプリケーションでも利用できる。

 「CloudTriage QoEサービス」の価格は、月額16万円から。

石井 一志