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AOSデータ、クラウドバックアップサービスの情報保護機能を強化

 AOSデータ株式会社は19日、カプセルウェア株式会社と共同で、AOSデータの法人向けクラウドバックアップサービス「AOSBOX Business」と、カプセルウェアの「CAPSULE-WARE」を連携させ、重要情報の保護ソリューションとしてサービス化すると発表した。「CAPSULE-WARE for AOSBOX」の名称で同日より提供開始する。

 CAPSULE-WARE for AOSBOXは、AOSBOX Businessがバックアップ対象としてPC上に設定する同期用フォルダ内の情報保護を行うサービス。同期用フォルダ外へのファイルの持ち出しを禁止するとともに、同期用ファイル内でのマルウェアの実行を防ぐ。

 また、セキュアに譲歩共有を行うためのカプセルスペース間でのファイル共有を実施。暗号ファイルはカプセルスペース内でのみ展開可能にするほか、ファイル共有時の転送ファイルを自動暗号化することで情報を保護する。また送信先ファイルの展開には有効期限を設定でき、期限経過後にはファイルを自動的に削除することが可能だ。

 1PCあたりの年間使用ライセンスは1万5000円(税別)から。動作環境はWindows 10/8/7で、アプリケーションはWord/Excel/PowerPoint、Adobe Acrobat、メモ帳を標準で実行でき、これら以外のアプリケーションを実行したい場合は、別途、有料オプションが必要になる。

石井 一志