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デジタルアーツとジインズ、ID運用の効率化で製品連携を実施

統合ID管理ソフト「ADMS」と「i-FILTER」「m-FILTER」を連携

 デジタルアーツ株式会社と株式会社ジインズは13日、企業におけるID運用の効率化を目指し、製品連携を行うと発表した。ジインズの統合ID管理ソフトウェア「ADMS(アダムス)」と、デジタルアーツのフィルタリングソフト「i-FILTER」「m-FILTER」を連携させ、管理の負担軽減とアクセス記録の証跡におけるセキュリティ対策を実現するという。

 ADMSは、Active Directory(AD)やグループウェア、メールサーバーなどのアカウント管理を支援するソフトウェア。管理コストやオペレーションミスなどを低減でき、人事異動などで発生するアカウント管理作業、複数システムのパスワード連携、内部統制の証跡記録などで効果を発揮するという。

 今回両社では、システム管理者の負担軽減を目的として、このADMSとi-FILTER、m-FILTERを連携させ、導入時の負荷軽減と、組織変更や人事異動時に伴うアカウント管理作業を一度の操作で行えるようにする。

 デジタルアーツではi-FILTER、m-FILTERの既存ユーザー、あるいは新規で導入を検討するユーザーに対してADMSによるID管理工数の削減を提案する考え。一方のジインズでは、ADMSをデジタルアーツのユーザーに対して販売できるようになるため、販路拡大による拡販が実現するとしている。

石井 一志