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SCSK、サンドボックスを活用した標的型攻撃監視・防御サービスを提供開始

 SCSK株式会社は13日、標的型攻撃を検知する「標的型攻撃監視サービス」と標的型攻撃に起因する情報漏えい被害を防ぐ「標的型攻撃防御サービス」の提供を開始した。

 サービスでは、顧客環境にサンドボックスシステム「Lastline」を導入することで、既知の攻撃を防ぐとともに、未知の脅威も検出。検出状況はSCSK監視センターが24時間監視し、顧客の環境に合った二次分析を行う。情報漏えいなどの事象を防ぐための対応が必要な際には、対応策を即時に顧客に連絡する。

 また、SCSK監視センターによる、ファイアウォールや不正侵入検知・防御装置のセキュリティー対策機器の監視サービスと併用することで、即座に不正通信を遮断し、標的型攻撃に起因する情報漏えいを防御する。

 価格は、1000ユーザーで契約の場合、年間1万5000円(税別)/1ユーザー。価格はユーザー数によって変動する。SCSKでは、サービス提供開始後1年間で、10社へのサービス提供を目指す。

三柳 英樹