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ブレインパッド、Azure導入診断サービスを提供 データ分析基盤のAzure移行を支援

 株式会社ブレインパッドは16日、Microsoft Azureの導入診断サービスを提供開始すると発表した。主に、社内の分析基盤をオンプレミス環境からクラウド環境に移行したい企業・団体に対し、クラウド移行後の最適なシステム構成や、移行のためのコストおよび作業内容などを無料で診断する。

 このサービスは、データ分析の実務でノウハウを重ねて来たブレインパッドが、分析基盤のクラウド移行に際し、移行後のシステム構成や移行にかかるコストなどを診断するもの。診断対象となる既存環境を調査・分析し、最適なシステム構成や価格プランを提示する。これにより企業は、クラウド移行の全体像を簡単に把握・評価できるため、移行の効果や妥当性を迅速に判断できるという。

 また診断後、Microsoft Azureへの移行を検討する企業に対しては、ブレインパッドが、より具体的なコンサルティングを行って、クラウド環境への移行およびシステム構築の作業や、移行後のトレーニングの実施など、計画立案全体を支援できるとした。

 なおブレインパッドでは、自社システムの一部を使用して、ほかのクラウド環境に構築された複数のWindows環境の、Microsoft Azureへの移行作業を検証した。それによると、事前準備から移行までが丸1日掛からずに完了し、月額コストを5%強削減できたとのこと。

石井 一志