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三菱電機インフォメーションネットワーク、ハイブリッドクラウドサービス「CloudMinder」を提供

 三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社(MIND)は2日、Microsoft AzureやVMware vCloud Airなどのパブリッククラウドサービスと、自社データセンターのプライベートクラウドサービスを連携し、企業におけるクラウド導入をワンストップで提供するハイブリッドクラウドサービス「CloudMinder」を、2016年1月より順次提供すると発表した。

 「CloudMinder」では、パブリッククラウドの特長を生かしたハイブリッドクラウドの提供を行えるのが特徴で、柔軟かつ迅速な拡張性が求められるWebフロントエンドとプライベートクラウド内の基幹システムとの連携や、ディザスタリカバリ(DR)用のバックアップシステムとしての利用が可能。開発環境やビッグデータ分析など、パブリッククラウドが提供するPaaS機能も利用できるという。

 セキュアかつ高品質なネットワークで、プライベートクラウドとパブリッククラウド間を接続するほか、日々発生するセキュリティの脅威から企業の情報資産を守るアクセス制御、脆弱性診断などのセキュリティサービスを提供。さらに、利用契約、支払いやリソース確認など、パブリッククラウドの運用を代行し、プライベートクラウドからパブリッククラウドまでシームレスに運用できるように支援するとした。あわせて、24時間×365日の監視サービスも提供する。

石井 一志