ニュース

クニエとソフトウェアAG、プロセスパフォーマンスのモニタリングサービスを提供

 NTTデータグループの株式会社クニエと、ソフトウェア・エー・ジー株式会(ソフトウェアAG)は1日、日本地域においてプロセスパフォーマンスモニタリングサービスを開始すると発表した。

 このサービスでは、顧客企業内で稼働しているシステムから、日々のトランザクションデータやトランザクション実行のタイムスタンプデータなどを抽出・蓄積し、プロセスパフォーマンス改善に必要となる分析レポートを、定期的に提供する。製品としては、ソフトウェアAGのプロセスパフォーマンスマネージャーをベースに、クニエのビジネスプロセスエキスパートが実施するという。

 具体的なレポート内容は、以下の通り。

・ソースシステムの調査・分析
・プロセスパフォーマンス指標の定義
・分析レポート、ダッシュボードの定義
・Ready to use PPM システムの設定
・プロセスパフォーマンスデータの抽出
・プロセスサイクルタイム等指標の計画値、目標値の設定と異常値の検出
・月次分析プロセスレポート、ベンチマークデータの提供
・定期的な報告と改善点の提言

 顧客企業はこのサービスを利用することで、経営指標に関係した「結果に到る過程とその因果関係」を可視化できるほか、業務における問題点および改善点の明確化が可能とした。さらに、改善を通じたさらなる業務効率化・最適化を実現できるとのこと。

 両社では、2016年12月までに15社へのサービス提供、1億円の売上を目標としている。

石井 一志