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テックウインド、最大78台のHDDを搭載可能なQuanta製ストレージサーバーを販売

 テックウインド株式会社は10日、台湾Quanta Cloud Technologyのストレージサーバー「QuantaGrid D51PH-1ULH」「QuantaPlex T21P-4U」の取り扱いを開始すると発表した。

QuantaGrid D51PH-1ULH
QuantaPlex T21P-4U

 このうち「QuantaGrid D51PH-1ULH」は、1Uサイズに最大12台のHDD/SSDを搭載できるストレーサーバー。データセンターでのニーズが高まっているスケールアウト型オブジェクトストレージ向けに開発されているとのことで、Xeon E5-2600 v3シリーズを搭載できるほか、最大16本のDDR4 RDIMMをサポートする。また、ホットスワップやRAID機能もサポートしているので、単一ノードのファイルサーバーとしても利用可能とのこと。

 参考価格は143万円(税別)から。

 一方の「QuantaPlex T21P-4U」は、4Uサイズの筐体に最大で78台のHDD/SSDを搭載可能な高密度型ストレージサーバー。エンタープライズやサービスプロバイダなどに向けて最適化されており、限られたラックスペースを有効に活用できるという。

 ディスクは3.5型/2.5型に両対応するが、3.5型HDDを搭載する場合、HDDトレイはネジの要らない構造になっているので、インストールおよびHDD換装作業はツールレスで行える。またディスクインジケーターにより、トップカバーを外す必要なく各ディスクのステータスが確認できるため、効率的なメンテナンスが可能とした。

 CPUはこちらもXeon E5-2600 v3シリーズを搭載でき、最大16本のDDR4 RDIMM/LRDIMMをサポート。ノードを追加することにより、2ノード(各ノード3.5型HDD×35台)のストレージサーバーとしても利用できる。

 参考価格は900万円(税別)から。

石井 一志