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AWS、2016年に韓国リージョンを開設

 米Amazon Web Services(AWS)は4日(米国時間)、2016年の早い時期に、韓国リージョン(データセンター群)を開設すると発表した。アジア太平洋地域では、東京、シンガポール、シドニー、北京に次ぐ5番目のリージョンとなる。

 AWSでは現在、アジアパシフィック(東京)を含め、米国東部(北バージニア)、米国西部(オレゴン)、米国西部(北カリフォルニア)、欧州(アイルランド)、欧州(フランクフルト)、アジアパシフィック(シンガポール)、アジアパシフィック(シドニー)、アジアパシフィック(北京)、南米(サンパウロ)、GovCloudの11リージョンでサービスを提供しているほか、インド、米国オハイオで2016年にリージョンを開設すると発表されている。

 韓国でもSamsung、SK Planet、SM Entertainmentといったエンタープライズのみならず、スタートアップ企業のDevsistersやIGAWorks、ゲーミング企業のNexonやGamevilなど、さまざまな企業がAWSのサービスを利用しており、これまでも、これらの企業を含む多くの顧客から、韓国リージョンの要望が寄せられていたとのこと。AWSでは、韓国リージョンが開設されることで、さらに多くの企業・団体や政府、学校などに利用してもらえると期待している。

石井 一志