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SRA OSSとTreasure Data、ログ収集基盤ソフト「Fluentd」の商用サポートサービスを提供

 米SRA OSS日本支社と米Treasure Dataは14日、オープンソースのログ収集基盤ソフトウェア「Fluentd」で協業し、「Fluentd エンタープライズサポートサービス」を開始すると発表した。

 Fluentdは、Treasure Dataの創業メンバーによって開発されたログ収集基盤ソフトウェアで、現在はTreasure Dataの社員およびコミュニティによって開発が行われている。大規模化するシステムにおいては、大量に出力されるログを効率的に管理することが課題となっており、こうした課題を解決するソフトウェアとして、大規模ウェブサービスやログを活用するビッグデータ基盤において多数導入されている。

 「Fluentd エンタープライズサポートサービス」は、オープンソースのFluentdをビジネスシステムで利用するユーザーを対象に、パッチ作成までを含んだ商用サポートサービス。 オープンソースのサポート実績が豊富なSRA OSSと、Fluentdの開発者を抱えるTreasure Dataとの協業により、サポートサービスを提供する。

 SRA OSSは「Fluentd エンタープライズサポートサービス」の販売とサポート窓口を、Treasure DataはSRA OSSの後方支援としてFluentdの技術支援を行う。Fluentdサーバー台数100台までのプランから1000台までのプランを用意し、大規模システムでのFluentdの活用を支援する。

 サポート対象プラットフォームは、RedHat Enterprise Linux 6/7、CentOS 6/7。価格は要問い合わせ。

三柳 英樹