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ショーケース・ティービーがOracle Cross-Channel Marketingを採用

 日本オラクル株式会社は15日、Webマーケティング支援サービスを提供する株式会社ショーケース・ティービーが、マーケティング自動化を実現するクラウドアプリケーション「Oracle Cross-Channel Marketing」を採用したと発表した。

 ショーケース・ティービーは、Webサイト最適化技術により成約率を高める「ナビキャストシリーズ」の提供や、DMPを活用したWebマーケティング支援を行っている企業。同社は従来、新規顧客の獲得や既存顧客への追加提案は、電話を中心に行ってきたが、「ナビキャストシリーズ」などの商材が増えてきているため、限られた人員の中で効果を最大化することが求められていたという。

 そこで、新規顧客の獲得、既存顧客や以前サービスを利用していた顧客への販売促進を目的に、「Oracle Cross-Channel Marketing」を採用した。その導入により、事前に案件を精査し、顧客の反応を見ながら提案に最適な時期を予測できるようになったため、営業担当者は、新規・既存にかかわらず、事前に絞り込まれた確度の高い顧客への提案活動に集中可能になった。

 特に、既存顧客や過去のサービス利用顧客への販売促進では、顧客との契約情報だけでなく、Webサイトでのオンライン行動、メール開封状況などの情報を、「Oracle Cross-Channel Marketing」のスコアリング機能を活用し、細かくセグメント化。そのセグメントに対して適切なキャンペーンを行い、ナーチャリングすることで、見込み客全体の中から営業が訪問して対応すべき有望な見込み客を絞り込み、成約の確度を高められるとしている。

 なお両社では今後、ショーケース・ティービーが提供する「ナビキャストシリーズ」と「Oracle Cross-Channel Marketing」の連携を検討しているとのことだ。

石井 一志