インターコム、Windows/Mac対応のクライアント管理ソフト「MaLion 4.3」発売

　株式会社インターコムは3日、クライアントPC運用管理ソフト「MaLion 4.3」の販売を開始した。価格はクライアント数によって異なるが、標準パッケージの場合、100クライアント100万円前後。

「MaLion 4.3」の利用イメージ

　社内ネットワークに接続されたPCの運用状況を監視・管理するためのソフト。情報漏えい対策、IT資産管理などの用途を想定している。

　管理コンソールおよび中継サーバーは主にWindows Server環境で動作する。管理対象端末のOSはWindows 8.1/8/7/Vista/XPのほか、Mac OS X 10.5以降もサポートする。

　従来バージョンである「MaLion 4」から各種機能が強化され、SSL/TLS（HTTPS）でのログ収集に新対応した。これにより、外出中の営業担当者のPCなどでもインターネット経由でログを取得できる。なお、SSL/TLS用サーバーについても年額制のオプションで提供する。

　このほか、Dropboxなど各種オンラインストレージへのファイルアップロードログを取得可能。スタンドアローンで動作する端末については、監視プログラムを常時実行しておき、ログを必要に応じてUSBメモリーへコピーできるようになった。