アビームコンサルティング、「SAP HANA」「S/4 HANA」への移行を支援するロードマップ作成サービス

　アビームコンサルティング株式会社は25日、SAPジャパン株式会社が提供するインメモリープラットフォーム「SAP HANA」への移行と、次世代ビジネススイート「SAP Business Suite 4 SAP HANA（S/4 HANA）」のスムーズな導入を支援する、「SAP S/4 HANAリアルタイム経営基盤実現ロードマップ策定」サービスの提供を開始すると発表した。

　サービスでは、デューデリジェンスの実施によるシステム課題の抽出、SAP HANA環境での試行、効果の算定などを行い、移行計画を策定する。単に企業のデータベースをSAP HANAへ移行するのではなく、SAP HANAが持つリアルタイムな処理能力とビジネスにもたらす効果を十分に考慮し、「リアルタイム経営」に求められる新たな経営基盤のグランドデザインを描いた上で、企業のSAP HANAへのスムーズな移行や、S/4 HANA導入を総合的に支援する。

　これまで国内外200社以上の企業の経営基盤の構築を支援してきたアビームコンサルティングのコンサルタントが、IT POC（Proof Of Concept）を実施することで、現在稼動している経営基盤をSAP HANAに移行した際のメリットや、業務プロセスへの影響、ビジネスインパクトを検証。自社に最適な基幹システムを検討できるようになる。また、SAPのSuccessFactors、Ariba、Concur、SAP HANA Cloud Platformといったクラウドサービスなどもシームレスに活用する。

　価格、サービス提供期間は、提供するサービス内容や顧客の要望により異なるが、目安として900万円～、期間は1.5カ月程度～を想定している。