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NEC、サントリーグループのアジア3拠点にSAPのERP「SAP Business ByDesign」を導入
(2015/4/24 13:15)
日本電気株式会社(NEC)は24日、サントリー食品アジア株式会社が新設した現地法人3拠点(シンガポール・マレーシア・香港)に、SAPのクラウド型ERPサービス「SAP Business ByDesign」を導入したと発表した。
NECでは、SAPとの協業契約に基づいて開発した、「SAP Business ByDesign」に各国の法制度や商習慣に対応した機能を追加した製品を用い、3拠点の基幹システムの同時立ち上げを6カ月という短期間で実現した。
「SAP Business ByDesign」は、中規模拠点向けのクラウドサービスで、会計、販売、マーケティング、在庫、購買、サプライチェーンマネジメントなどの機能を備える。NECではSAPとの協業契約に基づき、「SAP Business ByDesign」サービス未出荷のシンガポールやマレーシアなど東南アジア6カ国を対象に、各国の法制度や商習慣に対応した追加機能を開発。「NEC Global Localization Package for SAP Business ByDesign」の名称で提供している。
NECでは、今後も「NEC Global Localization Package for SAP Business ByDesign」の提供を通じて、グループ経営管理システムやサプライチェーンマネジメントシステムの構築を支援し、グローバル企業の成長戦略に貢献していくとしている。