TOKAIコム、法人向けクラウドメールの連携機能などを強化

　株式会社TOKAIコミュニケーションズ（TOKAIコム）は16日、法人向けクラウド型メールサービス「OneOfficeメールソリューション」において、顧客企業のシステムや他社サービスとの連携機能強化を実施したと発表した。

　「OneOfficeメールソリューション」は、メールボックスをはじめ、ゲートウェイタイプとしても利用可能なメールアーカイブ、迷惑メール対策、ウイルス対策、メール誤送信対策（送信メールフィルタリングと添付ファイル暗号化）の6つを組み合わせて利用可能な、クラウド型メールサービス。

　今回はまず、他社サービスとのメールリレー連携を強化した。Google AppsやOffice 365とも連携し、5つのゲートウェイサービスでメールによる情報漏えい対策を強化するという。Google AppsやOffice 365の発信元（リレー）サーバーの公開IPアドレスが変更された場合、連動してメールリレー接続の許可を行えるようになった。

　またオプション機能として、メール経路の暗号化対応に対応。送信側メールサーバーと受信側メールサーバー間での暗号化通信（STARTTLS）を行うことができる。

　さらに、企業のシステムデータとの連携APIを利用し、アカウント登録や削除、グループひも付けなどをプログラムで自動更新できる「自動連携オプション」、メールボックス情報の取得APIを利用して、グループウェアなどのポータル画面にエンドユーザーのメールボックスを表示できる「ポートレット連携オプション」も提供するとのこと。